日々うたかた

双極性障害の女

20-02-12 花束を渡す

言葉が好き。伝えることが好き。

 

そのときどきの思いを切り取って、言葉にして伝えることがとても好きで、多分照れくさいようなことも、言いたくなって、ふつうに言ってしまう。

 

あなたは褒め上手だね、と言われたとき。

「わたしはそのひとの素敵なところが咲いてる花畑に遊びに行って、そこの花を摘んで花束をつくって、どうぞ、って渡しているだけ、そんな感じ」

この表現はいまだに気に入っていて、口にすることこそないけど、誰かを褒めたり、応援したりするときにふと思い出す。わたしが伝えたいものは、多分相手にとっては日常になっていて、気づくこともなくなっているかもしれないこと。当たり前のことって、とっても素敵だよ。

 

当たり前じゃなくても素敵。だってこの文章を読んでくれているということは、少しばかりわたしに興味を抱いてくれたか、気まぐれでしょう。どっちにしたって、わたしにとっては奇跡みたいな、巡り合わせの幸運みたいな、そんなものに思える。一期一会って言葉にまとめると、分かりやすいかもしれない(ちょっぴり味気ないけどね)。

 

有象無象ばかりの世の中、出会えたこと、言葉を交わせること、お互いに人間として触れ合えること、すっごく有難いなって思う。ほら、やっぱ奇跡じゃん。

 

大好きな歌の話とかしたいけど、それはまた今度ね。今日も、生きましょう。