日々うたかた

双極性障害の女

2020-04-11 ひどい雑記

多様性なんてクソ食らえだという気持ちになっています。

「個性」というのはわたしには重大な問題であって、個性がないと思われることを恐れていた。「個性」こそがわたしをわたしにしてくれるものだった。
奇を衒うことはしなかったけど、周りから「変わってる」「初めて会うタイプ」などの言葉を掛けられては安心していた。「わたしには個性がある」と。

一方で、画一化されてしまえば、個性がないことの言い訳ができる、と思っていた。大学では公務員講座を受講した。結局、病気になってすべて受講できなかったし、二度と公務員は目指さないと思う。

型で押したような社会人生活がしたかった。残業から帰って、スーパーで買った惣菜を、だらしない部屋着のままで食べ、カシュッと一缶あける生活。
こんな生活はいまのところ実現しそうにないし、未だにビールは苦手。

今。多様性の叫ばれる社会になり、わたしのような社会的ゴミ(弱者と言え)にも、生きる権利があるらしい。親に無限に迷惑を掛け続け、それでも生きてと願われるのはすこし心地がわるい。こんな中途半端な個性と、うまく回らない思考、不十分な能力、そんなものしか持たない人間に、何ができるか、わたしは知らない。

すべて画一化されてしまって、社会からきっぱり排除されてしまいたいよ。