日々うたかた

双極性障害の女

2020-02-11 諦めて生きることにしたい

自分の意志で死ぬこと、を諦めたい。

 

もう何年も希死念慮にかられて、自傷や自殺未遂を繰り返しています。過去のことに気持ちをぶん殴られて気持ちがベコベコになってしまうこともよくあります。そのたびに思うのが、「楽じゃなくていいから確実に死にたい」。

 

そんなときでも、すこし気になる話題を見かけると、こころが小休止というか、すこし別方向にふむふむと気持ちが向きます。

「明日から、また読書とか出来たらいいな。きっとわたしの救いはそこにしかないのです。」

これは300日ほど前に書いた、ブログの一部分です。きっと、おそらく、本当に。わたしの救いはそこにあって、だからこそ、自分でしか自分を救うことができないのだと、思います。

 

この頃はこころが愛情でいっぱいに満たされることもあり、そのためにも、生きたいな、と思うのです。

中学生の頃、主役の男の子を演じた劇で、「この手で未来を切り開く」なんてセリフがあったな、なんてことを思い出しました。

鬱蒼と、何ともしれないツタの生い茂ったなかで、太陽の光がうっすらと差し込むのを見ている、そんな気分がする生活を送っています(事実、わたしの部屋には太陽光が差し込みません)。ただ、光のほうへ、茂みを掻き分けて前に進めたら。そのひと搔き、ひと搔きが、読書であり、思考であると、いまは思います。まだ全速力でなんて走れないけど、すこしずつ、でも確かな一歩を踏み出して、前に進めたら、と思っています。

 

未来のイヴ (光文社古典新訳文庫)

未来のイヴ (光文社古典新訳文庫)

 

昨日は3時間ほどの爆速でこの『未来のイヴ』を読みました。最近は「文学を読み解く必要性」に疑問を抱いていて、でも作家が仕込んだものならば、読み解かないのは失礼なのかも、とか。シュルレアリスムが結局向いてるのかもしれないな、とか。

「われわれの神々もわれわれの希望も、もはやただ科学的なものでしかないとすれば、われわれの愛もまた科学的であっていけないいわれがありましょうか」という一節があるのですが、爆速だったため見落としました。ググっても誰も引用元書いてなくてキレそうでした。

最近は唯物論とか機械とか科学という概念に触れることが増えてきて、どこかで全部が繋がって全体になったら面白いなあ、とか思いながら、ぽこぽこ物思いに耽るなどしています。

未来のイヴ』の本編内容については、また後々触れられたらと思います。

 

今日も生きようね。